ケーススタディ

  • 石油元売B社様

    2,000件を超える不動産情報の一元管理

  • ケーススタディ
不動産管理システムを活用した不動産情報の「見える化」と、これに基づく戦略的な意思決定の提案・実行支援により、お客様の不動産にかかる業務改善をサポートしました。

1. お客様の課題

    • 不動産情報が社内で散在、管理体制も属人的になっている。
    • 不動産情報が統一的に管理されていないため、活用・売却などの意思決定が戦略的にできていない。

2. 提案・支援内容

不動産管理システム「CREXα」の導入

  • 中央日本土地建物グループが開発したCREマネジメントシステム「CREXα」の導入をご提案。「CREXα」の情報登録機能をフル活用し、各種契約書や図面、修繕履歴など多岐にわたる情報が包含された2,000件を超える所有不動産の「台帳」をクラウド上に整備しました。

全不動産の時価査定によるCRE戦略の立案

  • 不動産情報の整備とあわせて、すべての不動産の時価査定を実施。一元化された不動産情報をベースに、経営上の重要性や不動産の流動性など複数の指標により個々の不動産の位置づけを明確化し、戦略的な意思決定のためのポイントを整理。拠点の統廃合や売却手法、施策の優先順位などの実行プランをB社様にアドバイスしました。

協力会ネットワークを活用した不要資産の売却

  • 2,000件を超える不動産のうち経営戦略上の重要性が低いと判断された物件は、順次売却を実施。複数物件をまとめて売却する場合や、地方物件の売却の際には、中央日本土地建物グループの全国240社を超える協力会ネットワークも活用しながら迅速に対応。バランスシートのスリム化を通じた財務体質の改善を果たしました。

3. まとめ

  • 不動産情報の一元管理を実現したB社様では、不動産管理に関する業務効率が大幅に改善。B社様の課題であった財務体質改善に向けて、所有不動産の売却や拠点の集約が一気に加速しました。
  • スタッフ紹介
  • スタッフ紹介

    渥美 貴雄
    アドバイザリー部
    スタッフ歴約10年
    本件に取組むまでB社様との取引実績はありませんでした。「何かお役に立ちたい」という思いでお話を真摯に伺い、膨大な不動産情報の一元管理のためのツールとしてCREXαをご紹介しました。
    B社様には、CREXαを活用した情報の一元管理による業務効率改善の可能性を高く評価いただき、ご導入に至りました。導入後の全資産の時価査定、個別のCRE戦略の実行についても関与させていただき、B社様の企業価値向上に貢献出来たと自負しております。
    B社様からは「やっと属人的な管理体制から解放されました」と感謝のお言葉を頂戴し、私としても新規取引からの幅広いご相談に1つ1つ丁寧にお応えする中で、自分自身も成長できた思い出の残る案件となりました。