仙台ファーストタワー 商業棟・アトリウムの竣工について
日本土地建物株式会社及びヒューリック株式会社[中央区日本橋 2-5-13 代表取締役社長 西浦三郎]は共同して、仙台市青葉区一番町に「仙台ファーストタワー」の建設を進めてまいりましたが、今般第Ⅱ期工事(商業棟・アトリウム)が竣工致しましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトは、仙台市における「都市再生特別地区」適用第1号として事業をすすめておりましたが、2007年7月に地上24階建ての事務所棟を竣工、そして今般商業棟・アトリウムの竣工により、全体が竣工することとなりました。
おかげさまで、事務所棟・商業棟・アトリウムを含め稼働率100%でのスタートとなっております。
開発規模は全体で、敷地面積約2,400㎡、延床面積約29,300㎡、地上24階・地下2階、高さ99m。事務所棟の総賃貸面積は約13,300㎡で基準階面積は約700㎡です。
商業空間は、公共的な広場のアトリウムと商業棟に飲食店舗や物販店舗が配置されており、店舗の総賃貸面積は約1,600㎡です。

既に供用中のハイスペックなオフィスビルに、ハイセンスな商業空間(商業棟・アトリウム)が加わり、ビジネス、ショッピング、そして飲食の機能が調和した上質で都会的な空間ができあがりました。
また、本プロジェクトは「都市への貢献」をテーマとしており、「アトリウム」、「屋上広場」、「歩道状空地」という3つの都市貢献施設を設けております。
「アトリウム」は仙台ファーストタワーの中心に位置しており、光と緑あふれる大空間です。

「屋上広場」は商業棟の屋上に設置された都会的な緑化空間で、ここには飲食店舗を誘致して仙台の新たな賑わいスポット、市民の憩いの場として提供いたします。

「歩道状空地」は、仙台ファーストタワーが青葉通りと東二番町通りに面しているため、建物をセットバックして歩道を広く確保し市民へ開放いたしました。
仙台市のケヤキ並木に呼応するように緑化を行ない、杜の都仙台を象徴する街路と調和させております。

商業棟・アトリウムのグランドオープン日、店舗概要等は以下のとおりです。
1.グランドオープン:2009(平成21)年7月11日(土)
(商業棟1階のみずほ銀行「宝くじ売場」は7月6日(月)にオープン)
2.商業棟の概要
1階 「グッチ」
2階 「グッチ」 「イヴ・サンローラン」 「セルジオ・ロッシ」
3階 フジサキビューティスクゥエア 「ガウシェル」 「インフェイシャス」
4階 屋上広場 ブラッスリー「ヴェランダ」
3.アトリウムの出店テナント
1階 「ベーカリーカフェ キャスロン」
2階 「とんかつと豚肉料理 平田牧場」
3階 「ヘアメイク アルティスタ ファーストタワー」

建物概要
所在地 | 仙台市青葉区一番町3-1-1 |
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用途 | 事務所、店舗 |
構造 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、建物高さ99.9m |
規模 | 地上24階 地下2階 塔屋2階 |
所有形態 | 仙台一番町開発特定目的会社と㈱みずほ銀行による区分所有 |
敷地利用権 | 仙台一番町開発特定目的会社と㈱みずほ銀行による定期借地権の準共有 |
敷地面積 | 2,436.84㎡(737.14坪) |
延床面積 | 29,384.88㎡(8,888.92坪) |
設計 | 大成建設㈱一級建築士事務所 |
設計監修・工事監理 | ㈱日建設計 |
施工 | 大成・清水・松井・佐藤建設工事共同企業体 |
プロジェクト・マネジメント | 日本土地建物株式会社・ヒューリック株式会社 |
プロジェクトのポイント
- 仙台市における「都市再生特別地区」適用第1号。
- 都市への貢献と事業性の追求を調和させることにより、「都市再生」を推進。
- 仙台エリアにおける新しいランドマークの創出。
- 緑視率重視の緑化により、青葉通りのケヤキ並木と調和した緑あふれる「憩い」の場を提供。
- マーブルロードおおまち(商店街)との相乗効果を最大限に引き出す商業空間を実現。
- アトリウムや屋上広場を設置することにより、四季を通じて市民が集う「賑わい」ある空間を創出。
- 競争力の高いハイスペックなオフィス空間と、ハイセンスな商業空間を融合。
- 免震・制振ハイブリッド構造の採用と環境への配慮を兼ね備えた魅力ある施設の創造。
- 共同プロジェクトによる一体開発、段階的事業推進、高度利用の実現。
- 開発型証券化手法と定期借地権制度を活用。
- 「まち再生出資業務」による財団法人民間都市開発推進機構からの出資。
【本件に関するお問い合わせ窓口】 |
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日本土地建物株式会社 広報室 原(03-3501-6906) |
ヒューリック株式会社 総合企画部 和田(03-3271-7509) |