都市開発事業旧日本土地建物
有明南プロジェクトの着工について
日本土地建物株式会社と、大和ハウス工業株式会社(大阪市北区梅田3-3-5 代表取締役社長 村上健治)が出資する有明南A特定目的会社は、2009年3月6日、臨海副都心有明南A区画(江東区有明3丁目1番30)にて、有明南プロジェクトを着工いたしました。
当プロジェクトは、「国際コンベンション・ビジネスゾーン」として人・物・情報のグローバルな交流を図る臨海副都心・有明地区に、延べ約71,000㎡の業務・商業複合ビルを建設するもので、新たな国際交流・ビジネス拠点を創出します。
「国際基準を満たすコンファレンスセンター」を据え、東京国際展示場(東京ビッグサイト)を中心とした有明地区におけるコンベンション機能の補完・拡充を図るほか、高効率機器の採用や緑化率を高めるなど環境負荷を低減、災害時はテナント様や周辺施設利用者のために、防災備蓄倉庫や仮設トイレ等の設備を用意するなど、街づくりへの貢献も実現していきます。
計画のポイント
【立地特性】
- 東京国際展示場(東京ビッグサイト)隣接という恵まれた立地を活かし、コンベンション機能の補完・拡充を図ります。
- 車でのアクセスは、平成18年に晴海通りが延伸し、銀座へ約15分。羽田空港へ首都高速湾岸線「臨海副都心IC」より約15分。将来的には平成27年に予定されている環状2号線の開通により、汐留・虎ノ門方面へのアクセスが更に向上する見込みです。
- 徒歩5分以内で3駅の利用が可能。
(りんかい線「国際展示場」駅、ゆりかもめ「国際展示場正門」駅・「有明」駅)
【建物について】
- 全面的に縦のラインを強調したガラスカーテンウォールの外装とし、シャープかつ先進性・透明感を表現し、東京ビッグサイトや東京ファッションタウン等の先鋭的な建物が立ち並ぶ有明の景観との調和を図ります。
- オフィスフロアは、各フロア約750坪を確保し、自由なレイアウトが可能です。
- コンファレンスフロアは、遮音・音響・空調等の高い基準をクリアし、国際コンファレンスセンター協会(IACC)の認定を受ける予定としております。
【付帯設備・機能について】
- 低層階にはオフィスワーカーをサポートする飲食施設、コンビニエンスストア等を誘致。
- 265台分の自走式駐車場を整備、車の利用ニーズにも十分対応が可能です。
- 制震構造を採用。阪神淡路大震災レベルの地震発生時でも主要な機能の維持が可能です。
- 防災物資の備蓄倉庫や仮設トイレを設け、地域の防災活動もサポートします。
※隣接地には2008年3月に「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」が完成しました。災害発生時に合同現地対策本部が設置される災害対策活動の核となる日本初の基幹的広域防災拠点です。
この施設とともに地域の防災活動をサポートします。
【環境配慮について】
- 縦ラインのサッシの幅や窓下の腰高さを調整し、外部からの熱負荷の軽減を図り省エネルギー効果を高めています。
- Low-eガラス、昼光利用自動調光照明をはじめ、エネルギー負荷の少ない設備機器を採用。環境負荷低減を図り、CO2を削減します。
- エントランス前の広場に豊かな樹木を配すことでCO2削減に貢献するとともに、コミュニティプラザを設け、憩いの場を提供します。
計画概要
【敷地概要】
所在地 | 東京都江東区有明3丁目1番30 |
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敷地面積 | 10,147.86㎡ |
地域・地区 | 工業専用地域、防火地域、臨海副都心有明南地区 |
建ぺい率 | 80パーセント |
交通 | りんかい線「国際展示場」駅 徒歩5分 ゆりかもめ「国際展示場正門」駅・「有明」駅 徒歩4分 |
【建築概要】
建物用途 | 事務所、集会所(コンファレンス)、飲食店、物販店舗 |
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構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上22階、地下1階、塔屋3階 |
建築面積 | 5,771.32㎡(1,745.82坪) |
延床面積 | 71,284.99㎡(21,563.70坪) |
駐車場台数 | 265台(内、荷捌き車8台) |
【事業主など】
建築主 | 有明南A特定目的会社 |
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事業主 (開発業務受託者) |
日本土地建物株式会社・大和ハウス工業株式会社 |
設計・監理 | 株式会社日建設計・戸田建設株式会社 |
施工 | 戸田建設株式会社 |
完成予想パースと位置図
【外 観】
以上