都市開発事業旧日本土地建物
『日土地世田谷ビル』の竣工について
日本土地建物株式会社は、平成17年11月15日、世田谷区太子堂2丁目(玉川通り・茶沢通り沿い)に、フィットネスクラブと飲食店舗をテナントとする商業ビル「日土地世田谷ビル」を竣工致しました。
*起工:平成16年6月24日、竣工:平成17年11月15日
物件概要
〔敷地概要〕
所在:東京都世田谷区太子堂2-15-5敷地面積:696平方メートル(210坪)
用途地域:商業地域・防火地域、容積率約560パーセント(加重平均による)
交通:東急田園都市線「三軒茶屋」駅至近
〔建物概要〕
用途:フィットネスクラブ・飲食店舗*当社保有ビルのうちフィットネスクラブ向け賃貸は3店舗目となります
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造・一部鉄筋コンクリート造
規模:地下2階付地上5階建
延床面積:3,970平方メートル(1,201坪)
〔事業主など〕
事業主:日本土地建物株式会社設計:清水建設株式会社
監修:日土地綜合設計株式会社
施工:清水建設株式会社・日土地建設株式会社 JV
計画のポイント・入居テナント
〔計画のポイント〕
- 交差点及び商店街入口に相応しい外観
「三軒茶屋交差点」及び「三軒茶屋銀座商店街」の入口に建つ商業施設として、ガラスのファサードを配した明るく開放感のある特徴的な外観となっている。
三軒茶屋のメーン商店街の入り口である当ビルの場所には、当初、金融機関の建物があり、夕刻や休日にはともすれば地味な印象になりがちだった。平成16年6月の金融機関移転後、「ぜひ街の活性化を考えたデザインを」と地域から当社への強い要望があり、商店街等の地域とも協議をした結果、明るい印象のガラスのファサードの外観に、健康志向の潮流で人気の高いフィットネスクラブ、そして有機野菜を使った飲食店がテナントとなる、健康的で明るいビルの計画が実現した。首都高速道路より臨める5階のプールは、夜間は幻想的なライティングがされ、アピール度を高める。
- 地域に貢献する建物計画
地域からの要望により、将来的に「三軒茶屋」駅の地下通路と連結可能な建物計画とし、B1~1Fへのエスカレーターを設置する。
*地下通路連結は、地域、役政、東急電鉄間にて協議中。
〔入居テナント〕
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株式会社ティップネス
- 2F~5F フィットネスクラブ。
ティップネスの中では46店舗目。平成18年1月4日オープン。
都心で駅から至近の数少ない好立地の施設となるため、早くから会員申し込みの要望もあり、集客に 期待が寄せられている。コンパクトな広さだが会員の快適なリラクゼーションを重視した設計になっており、都心の施設には珍しく浴室とサウナも設置されている。5Fのプールは都心の施設としては最大の広さを持ち、夜間時には幻想的なライティングがされる。
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ワタミ株式会社
- B1 飲食店舗「坐・和民」
既存店舗の増床再入居。語らいながらゆっくり飲める、高級感のある「個室感覚の食空間」。11月21日オープン。 - 1F 飲食店舗「ゴハン」
若い女性に圧倒的人気の居食屋。古き良き「日本の食卓」が基本コンセプト。有機野菜を積極的に取り入れた安全・安心な料理と、心を癒す上質の空間を用意。食にこだわりを持つ近隣住宅街の居住者や周辺の女子大の学生、健康志向のフィットネスクラブメンバーをターゲットに据えている。2月中旬オープン予定。 - 1F 生花店「グリーンインダストリー」 12月20日オープン。
〔外観写真〕

以上