都市開発事業旧日本土地建物
「芝浦キャンパスまちづくり協議会」の発足について
日本土地建物株式会社は、学校法人芝浦工業大学(東京都港区、理事長 藤田 幸男、学長 平田 賢、以下「芝浦工業大学」)と株式会社新日鉄都市開発(東京都中央区、社長 正賀 晃、以下「新日鉄都市開発」)、戸田建設株式会社(東京都中央区、社長 加藤 久郎、以下「戸田建設」)とともに、芝浦工業大学の豊洲キャンパス開校(2006年4月)に伴い、芝浦校地の今後の再開発について「芝浦キャンパスまちづくり協議会」を発足させ、4者共同にて再開発を推進することとしました。
- これまでの経緯
4者共同による推進体制の構築にあたり、まず、芝浦工業大学より、みずほ信託銀行株式会社に募集アドバイザーとして募集業務全般が委託され、事業パートナーの募集が行われました。本年6月20日までに提案のあった7グループのうち、大学内の事業委員会で検討・ヒアリングが行われ、理事会ならびに評議員会にて、日本土地建物、新日鉄都市開発、戸田建設のグループが事業パートナーとして決定しました。4者は、10月17日付にて「芝浦キャンパス整備構想に関わる合意書」を締結し、まちづくりの推進体制について協議を進めてきた結果、今般、「芝浦キャンパスまちづくり協議会」を発足させる運びとなりました。 - まちづくりのコンセプト
新しいまちづくりにあたっては、芝浦工業大学が、1927年の東京高等工商学校(芝浦工業大学の前身)から約80年に亘り、この地で教育機関として社会に貢献してきた歴史を踏まえ、「歴史と伝統の上に、未来を創造する」ことをコンセプトとしていきます。
当社のオフィスビルを中心とした都市開発事業への永年の経験・実績を活かし、優れた技術・l材・研究開発を担ってきた芝浦工業大学と、大規模遊休地開発や都市再開発に実績を有し「エリア価値創造」を指向する新日鉄都市開発、創業以来「品質・工期・安全」を社是としてきた信頼と実績の戸田建設とともにお互いの強みを融合させて21世紀に相応しいまちづくりを推進していきます。 - まちづくりの方針
具体的なまちづくりの方針は、JR田町駅に一番近く街のシンボルとなるA街区(敷地面積 約2,600平方メートル)に新大学施設、その東側となるB街区(敷地面積 約3,200平方メートル)にオフィス、新芝運河沿いのC街区(敷地面積 約1,700平方メートル)に来街者をもてなすホテルを整備する予定です。総合設計制度等の適用を受けることにより、全体で延床面積 約5万㎡程度の規模の施設となる予定です。(*)
A街区においては、芝浦工業大学が土地の所有を継続し、自ら新大学施設の整備を行います。新大学施設における教育活動の具体的な内容については、今後大学内部にて検討されます。B街区とC街区については、事業パートナーが大学より土地を購入の上、オフィス・ホテルの整備を行う予定です。4者は、全体のまちづくりのコンセプトを統一し、調和の取れた街並みを実現するために「芝浦キャンパスまちづくり協議会」において、充分に協議を行うこととします。
(*)各街区の用途や施設の面積規模については、今後行政庁と協議の上、詳細を検討することとなります。 - スケジュール
今後のスケジュールとしては、芝浦工業大学が2006年4月に豊洲キャンパスを開校した後、現在の芝浦キャンパスの校舎を解体し、出来るだけ早い時期に新しい施設の建設工事を開始する予定です。新しい芝浦の街の誕生は2008年末を予定しています。
〔全体計画概要〕
- 所在地:東京都港区芝浦三丁目9、8-17、8-15
- 交通:JR山手線「田町」駅 徒歩3分
- 敷地面積:
A街区 約2,600平方メートル
B街区 約3,200平方メートル、
C街区 約1,700平方メートル - 用途:
A街区 新大学施設
B街区 オフィス
C街区 ホテル - 延床面積:全体 約5万平方メートル
- 開発主体:
A街区 芝浦工業大学、
B街区・C街区 日本土地建物、新日鉄都市開発、戸田建設 - スケジュール:着工 2007年1月予定、全体完成 2008年末予定
〔位置図、配置図(開発後)、外観イメージ図〕



以上