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住宅事業旧日本土地建物

「江古田シルバーホーム・コンバージョンプロジェクト」の事業化について

日本土地建物株式会社は、東京都中野区の独身寮(延床面積:約2,754.24平方メートル)を有料老人ホームへコンバージョンする『江古田シルバーホーム・コンバージョンプロジェクト』の事業化に着手致しました。
*平成18年1月末竣工予定。

本プロジェクトは、グッドデザイン賞や日本不動産学会業績賞などを受賞し業界内外から大きな評価をいただいた「Lattice aoyama」〔東京都港区南青山1-2-6、平成16年4月竣工、延床面積:4,047平方メートル〕、平成17年5月に起工した日本最大級のコンバージョンプロジェクト「Lattice shibaura」〔東京都港区芝浦4-12-35、平成18年1月末竣工予定、延床面積約6,850平方メートル〕、同じく平成17年7月に起工する「Lattice sannomiya」〔兵庫県神戸市中央区1-4-34、平成17年11月竣工予定、延床面積:約1,252平方メートル〕に続く、弊社コンバージョンプロジェクトの第4弾となります。

本プロジェクトは、高齢化進展に伴う福祉施設に対するニーズの高まりと、減損会計導入を契機とした不動産保有に対する企業態度の変化(「持たざる経営」の志向)、さらには環境配慮型への消費スタイルの変化という3つの環境変化と、弊社のビルディング事業における戦略の一つである「バリューアップ戦略」を融合させ、一般企業から独身寮を取得し有料老人ホームにコンバージョンすることにより、スクラップ&ビルドによらない資産価値の向上を実現するものです。

大江戸線「新江古田駅」から徒歩8分に位置する閑静な住宅街に所在し、周辺には「区立江原公園」や「北江古田公園」などの緑溢れる憩いの場が点在するなど、都心の利便性と自然とのふれあいを体感できる恵まれた立地環境の中、間仕切変更により実現したゆとりあるプライベート空間や、ティールームやコミュニティルーム等の豊富な共用スペースなど、そこに住まう人々の文化的な交流の場を提供します。

計画概要

【計画地】

所在 東京都中野区江原町1-31(住居表示)
面積 2,297.51㎡(694.99坪)
用途地域 第一種低層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率150%)
交通 都営地下鉄大江戸線「新江古田駅」徒歩約8分

【既存建物と計画建物】

  既存建物 計画建物
構造・規模 RC造 地上3階
延床面積 2,754.24㎡(833.15坪)
建築年月日 平成5年3月 (築12年)
用途 3F 居室 22室 居室 14室(約20㎡~約23㎡)
洗濯室・倉庫 コミュニティルーム(約63㎡)
2F 居室 38室 居室 23室(約20㎡~約43㎡)
洗濯室 コミュニティルーム(約54㎡)
1F 茶室・客室 スタッフルーム・洗濯室等
共用室・図書室 コミュニティルーム・相談室
管理人室、寮母室 居室 6室(約22㎡~約31㎡)

【事業主など】

事業主 日本土地建物株式会社
設計監理 日土地綜合設計株式会社
コンストラクションマネジメント エイチアンドエムコンサルタント株式会社
運営事業者 株式会社ベネッセスタイルケア

計画のポイント

〔立地分析〕

  • 大江戸線「新江古田駅」から徒歩6分、最寄駅から「新宿駅」までは20分強と都心からの利便性に優れている。
  • 北側に「区立江原公園」、西側に「区立北江古田公園」を擁し、自然とのふれあいを体感できる。
以上