~神戸三宮コンバージョンプロジェクト~
「Lattice sannomiya(ラティス サンノミヤ)」の起工について
日本土地建物株式会社は、兵庫県神戸市中央区のオフィスビル「日土地神戸三宮ビル(延床面積:約1,252平方メートル)」を賃貸住宅等へコンバージョンする『神戸三宮コンバージョンプロジェクト「Lattice sannomiya」』を起工(平成17年7月20日)致しました。
*平成17年11月竣工予定。
本プロジェクトは、グッドデザイン賞や日本不動産学会業績賞などを受賞し業界内外から大きな評価をいただいた「Lattice aoyama」〔東京都港区南青山1-2-6、平成16年4月竣工、延床面積:4,047平方メートル〕、平成17年5月に起工した日本最大級のコンバージョンプロジェクト「Lattice shibaura」〔東京都港区芝浦4-12-35、平成18年1月末竣工予定、延床面積約6,850平方メートル〕に続く、弊社コンバージョンプロジェクトの第3弾となります。
「Lattice sannomiya」は、関西圏における弊社コンバージョンプロジェクト第一号案件であり、「aoyama」、「shibaura」と同様「Lattice」の称号を冠し、多様なライフスタイル/ワークスタイルを求めるユーザーを主なターゲットと捉えています。物件名の「Lattice」とは「格子」を意味し、そこに住まい・働くユーザー同士の交流や地域との有機的な調和を象徴的に表現したものです。
緑豊かな六甲山系と神戸港を中心としたウォーターフロントに挟まれ、旧外国人居留地をはじめとした歴史ある神戸の中心的商業地「三宮」に位置する恵まれた立地環境と、開放感のある横連窓や3.4メートルの階高などの現存建物の特徴を最大限活用し、DINKS、単身富裕層、セカンドハウスユーザーやベンチャー企業など活力のあるテナントをメインターゲットとした快適な居住・執務空間の創造を目指します。
低層階を入居者の利用も見込み飲食店舗とするとともに、上層階の住居・SOHO・オフィスフロアについては、スケルトン空間に可動間仕切りを配することによってユーザーが自由に空間をアレンジできるフレキシビリティの高い商品企画となっております。
計画概要
【計画地】
物件名 | Lattice sannomiya(ラティス三宮) |
所在 | 兵庫県神戸市中央区三宮町1-4-34 |
敷地面積 | 145.11㎡(43.89坪) |
用途地域 | 商業地域(建ぺい率80%、容積率800%) |
交通 | 地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前駅」徒歩約1分 阪急「三宮駅」徒歩約4分 地下鉄西陣・山手線「三宮駅」徒歩約6分 阪神「三宮駅」徒歩約8分 JR神戸線「三ノ宮駅」徒歩約9分 |
【既存建物と計画建物】
既存建物 | 計画建物 | ||
構造・規模 | SRC造陸屋根 地下1階地上9階建 | ||
延床面積 | 1,252.43㎡(378.86坪) | ||
建築年月日 | 平成元年6月(築16年) | ||
用途 | 8F~9F | 事務室 | 住戸 2戸(約83㎡、約98㎡) |
5F~7F | 事務室 | SOHO 6室(各室 約47㎡) | |
3F~4F | 事務室 | オフィス 4室(約45~49㎡) | |
1F~2F | 事務室 | 飲食店舗(約332㎡) | |
B1F | 倉庫・機械室 |
【事業主など】
事業主 | 日本土地建物株式会社 |
設計・施工 | 清水建設株式会社 |
デザイン監修 | 株式会社五大/RAA 芦澤竜一 |
マスターリース | 大和リビング株式会社 |
計画のポイント
〔立地分析〕
- 三宮駅至近で交通アクセスが良好。
- 北側に三宮センター街を中心とした繁華街、西側に大丸を中心とした旧居留地・南京町中華街といった商業エリア、南側にオフィス立地のビジネス街を擁し、SOHO・住宅としてのポテンシャルが高い。
- 周辺に賃貸住宅の供給が少なく、物件の希少性が高い。
〔メインターゲット〕
- ベンチャー企業など活力のあるテナント、DINKS、単身富裕層、セカンドハウスユーザー
〔商品企画〕
- 住戸、SOHO、オフィス:入居者の自由度を高めるため、造作、間仕切り、設備を最小限に抑えシンプルな空間を提供。天井部にグリッド状の桟を設けるなど(SOHO、オフィス)、自由な空間の創造が可能。デザイン性の高い、ユニットバス、キッチンの採用。
- 店舗:上層階のSOHO/オフィスユースの入居者のミーティング等にも利用可能。