青山コンバージョンプロジェクトの竣工について
日本土地建物株式会社は、港区南青山一丁目にて進めてまいりましたコンバージョンプロジェクト『~creator's village~ Lattice aoyama』を満室稼働にて竣工致しました。
*Lattice(英)格子の意
*起工:平成15年11月7日 / 竣工:平成16年4月21日
計画概要
〔計画地〕
- 所在:東京都港区南青山1丁目2番6号
- 面積:691.80平方メートル(209.26坪)
- 用途地域:商業地域(建蔽率80%、容積率700%)
- 交通:営団地下鉄銀座線、半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「青山一丁目」駅徒歩約1分、千代田線「乃木坂」駅徒歩約8分
〔既存建物と計画建物〕
- 既存建物
- 構造/規模:鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造 地下2階付地上8階建
- 延床面積:4,047.46平方メートル(1,224.36坪)
- 建築年月日:昭和40年10月5日(築38年)
- 用途:B1F~8F事務所、B2倉庫
- 竣工建物
- 構造/規模:同上
- 延床面積:同上
- 建築年月日:同上
- 用途:2F~8FSOHO型住戸全44戸(34.16平方メートル~63.78平方メートル)、1F店舗(カフェ、ブックストア)、B1デザインワークショップ、B2フォトスタジオ/トランクルーム
〔事業主など〕
- 事業主:日本土地建物株式会社
- オーナーズコンサルタント(デザインコンサル/リーシング):有限会社ブルースタジオ
- 監修:日土地綜合設計株式会社
- 設計/施工:株式会社竹中工務店
計画のコンセプト/ポイント
〔立地分析〕
~「青山」という立地/機能からなるブランドエリア~
「職」「住」「遊」の多面性を併せ持ち、多種多様な「人」と「文化」が混ざり合う情報発信拠点
- 表参道、渋谷、銀座等の商業エリアや大手町、霞ヶ関、新宿等の業務エリアへアクセス至便
(所要時間:新宿7分、渋谷4分、表参道2分、銀座10分、虎ノ門6分、新橋8分、大手町12分) - 赤坂、六本木のメディア関連事業者エリアと表参道、神宮前のファッション/広告デザイン関連事業者エリアの中間
- 大使館や多数の外資系企業が拠点を構える国際色豊かな職/住環境
- 背後の都内有数の高級住宅地と緑豊かな周辺環境(神宮外苑、青山霊園、赤坂御用地)
- 都心回帰、周辺大規模開発等による「変わりゆく街」
〔商品名〕
~creator's village(クリエイターズ ヴィレッジ)~
『Lattice aoyama(ラティス アオヤマ)』
〔コンセプト〕
「青山」の持つ「ブランド性」/「ファッショナブルで高級感のあるイメージ」と、コンバージョン建築ならではの「古さ」/「ラフで味のあるイメージ」を活かした商品企画により、多様なライフ/ワークスタイルを求めるクリエイター層に訴求。「青山一丁目」駅徒歩約1分の絶好の立地を活かし、多様なニーズ(都心居住、SOHO等)に対応可能な都心空間を提供。
感性豊かな入居者達の自由な空間造りを可能とする"キャンバス"とも言えるシンプルなSOHO型住戸を上層階に配し(2F~8F、全44戸)、1Fには入居者と周辺居住,就業者とのコミュニケーションを誘発し、更にクリエイター層の情報発信機能を兼ね備えたカフェ&ブックストアを誘致しました。また、地階にはデザインワークショップやフォトスタジオ等の機能を持たせ、creator's village という一貫したコンセプトを通じた各用途相互間に生まれる相乗効果で、そこに生活し、働き、利用することに対する付加価値を創造する空間です。
オーナーズコンサルタントである㈲ブルースタジオによるデザイン監修、Webサイトによるマーケティングの実施、(株)竹中工務店による基本設計段階からの商品企画立案体制などにより、「青山」固有のポテンシャルをコンバージョンによって実現しました。