作道 勝樹

作道 勝樹

tsukurimichi katsuki

2010年入社

都市開発

再開発の推進や所有ビルの建て替え、バリューアップを主なミッションにしています。私は虎ノ門地区の再開発事業を担当。新たに建設するビルの商品企画や、投じるコストと将来的に見込める収益などをもとにした事業性の検証、事業協力者や権利者の方々との各種調整など、職務領域は多岐にわたります。

なぜ中央日土地へ入社しようと?

大学で建築を学び、「多くの人の暮らしをよりよくする住環境の創造」を実現したいと考えていました。就職活動では当初、設計事務所やハウスメーカーなども視野に入れ、さまざまな業態・業種の企業を見ていましたが、街づくりや、一戸建てからマンション、オフィスビルなど多彩な住環境創造を担うデベロッパーの業務に惹かれ、主眼を置くようになりました。
数あるデベロッパーの中から当社を選んだ理由のひとつが、当時、既存の建物を転用してバリューアップを図るコンバージョン事業に注力していたことです。先進的な取り組みにチャレンジしている点に惹かれました。
この会社なら、従来の開発手法にとらわれることなく、柔軟な発想や多角的なアプローチで住環境創造に取り組むことができるのではと感じました。

開発業務に就く前に、複数の部門を経験されていた?

そうです。最初の担当職務はビルの運営管理(プロパティマネジメント)でした。次はテナントリーシング業務。
そして入社8年目の異動により、現在の開発業務に就くことになりました。開発業務を担うにあたり、ビル管理やリーシング業務を経験しておいて本当によかったと実感しています。ビル管理業務では、さまざまな用途の建物をバックヤード含め隅々まで知ることができ、リーシング業務では、オフィスビルに求められる機能・環境などのニーズを把握することができました。これらの経験は、再開発ビルの商品企画にあたり、十分に活きています。

作道 勝樹

どんなところにやりがいや大変さを感じますか?

当社に入社して、これほどまでに図面に向き合うことは初めてでした。実際に図面を書くことはありませんが、市況やトレンドを踏まえて、ビルの仕様などを決定する必要があります。
その決定のひとつひとつが、ビルの善し悪しに大きく影響します。自分がその重要な判断に携わっていることに対して、背負う責任も大きいですが、その分やりがいを強く感じています。
また、再開発事業は、関係者が多数にのぼりますから、合意形成に非常に多くの時間と労力を要します。私自身、開発や街づくりという言葉には、華やかなイメージを抱いていましたが、実際には地道な努力の積み重ねで、忍耐強く前に動かしていく感じです。でも、大変だからこそ、関係者からの理解や同意を得られたとき、そして、何より皆の想いが詰まった建物が竣工したときの喜びも大きいですよ。

街づくりにおける中央日土地らしさとは?

当社の企業理念にもあるように、まさに「ともに考え、ともに創る」ということだと思います。どの街にも、長くそこに住んでいる方や、愛着を持った方がいらっしゃいます。
また、根付いた地域文化もあります。そのような地元の方々の想いや文化をいかに継承し、再開発に活かしていけるかが当社に課せられた使命だと考えています。
再開発ビルの商品企画においても、定期的に報告会を設け、検討プロセスを見える化し、さまざまなご意見をいただきながら、地元の方々と一体となって推進しています。
「中央日土地に任せておけば安心」「中央日土地がつくる街に住みたい」と思っていただけるような実績と信頼を積み重ねていきたいです。

今後の目標についてどのように考えていますか?

これまで「管理」「営業」「開発」と、不動産に関わる業務を幅広く経験してきました。今後しばらくは、専門性を高める方向での成長を目指したいと思います。
さまざまなプロジェクトに関わることで、社内で「再開発といえば作道」と認知されるくらいの人材になりたいです。
まずは、現在担当する虎ノ門地区の再開発プロジェクトをしっかりと推進していくこと。地元の方々をはじめとする多くの関係者と一緒に、虎ノ門をより安全で魅力的な街にしていきたいですね。

my style

オフはどんな風に過ごしていますか?

3歳と1歳の子どもがおり、子ども中心の生活です。毎日とはいきませんが、平日の勤務後も子どもが寝る前に帰宅し、一緒に過ごす時間を持てています。寝る時間も子どもに合わせることが多いので、ずいぶんと健康的な生活を送っていると感じます(笑)。小店が並ぶ下町に住んでいるので、子どもがもう少し大きくなったら、家族でいろいろな店を巡りたいですね。

学生時代はどのように過ごしていましたか?

サークルや研究室の仲間とよく旅行に出掛けていました。ただそのほとんどが国内で、海外は最終学年時まで行ったことがありませんでした。建築の学生らしからぬ状況だったのですが(周りの友人は入学早々欧米の建築などを見に行っていました)、学生最後の一年間で詰め込むように4ヶ国まわりました。どれもいい思い出です。当社の街づくりにおいても、利用者様の記憶や思い出に残るようなサービス・環境を提供していきたいですね。

※記載内容は取材当時のものになります。