中央日土地に入社を決めた理由は？

大学進学を機に上京し、大規模なビルやマンションを目にするたびに、そこで生活する人々の多さや働き方、居住スタイルを想像していました。建物の影響力に圧倒された経験が、不動産業界に興味を持ったきっかけです。就職活動では、開発、管理運営、仲介と、業界を幅広く回りました。中央日土地は総合不動産会社であり、ジョブローテーションにより複数の業務を経験しながら、自らの適性を見極められる点がとても魅力的でした。
また、採用の流れが他社とは異なり、学生の関心や個性に柔軟に対応し、一人一人をよく見てくれている印象がありました。社員の方と一対一で会う機会を、何度も設けていただけたのもありがたかったです。
最終的な決め手は、少数精鋭の環境で、若手のうちからやりがいを持って働いている社員の姿が、まさに私が思い描く社会人像であったということでした。

入社後、どのようにして仕事を覚えていきましたか？

入社1年目は、「物件調査」業務に多くの時間を費やしました。「物件調査」とは、役所や関係機関、現地を訪れ、対象物件の詳細を確認する業務です。この調査を基に、お客様に対し契約前の重要事項説明を行うので、とても大事なのですが、最初はどこで何を聞けばいいのか分からない状態でしたが、先輩社員にアドバイスを受けながら、調査回数を重ねていきました。
次第に、「ここは必ず確認するべきだろう」という調査のポイントが分かるようになり、的確に質問できたときは自分の成長を実感しました。この業務で不動産の基礎的な知識を習得した後、情報収集のための営業活動や、契約業務といったお客様と直接関わる業務を行うようになりました。

これまでで最も印象に残っているエピソードは？

1年目の後半に主担当として初めて携わった、土地の売却案件です。一般的に土地の売却は確認事項がそこまで多くないため、スムーズに売買が進むはずが…。
いざ現地に行き調査してみると、埋設物があったり、塀が敷地の境界を越えていたりと、確認すべき事項が複数出てきました。不明点が多いと買主様が不信感を抱き、契約が途中で中止となってしまう恐れがあります。しかし、初めての担当案件で「絶対に成約させたい」という思いが強くありました。何度も役所や関係業者と連絡を取りながら、確認事項を一つ一つクリアにし、最終的には買主様、売主様双方にご納得いただいた上で、売買契約を成立させることが出来ました。
この時、買主様側の仲介業者の方に「実は途中で諦めかけていました。でも、西元さんが責任をもって丁寧に問題を解消していただき、本当に感謝します。また一緒に仕事をしましょう。」との言葉をいただき、諦めず最善を尽くしてよかったと心から思いました。
2年目である今も、知識量では諸先輩方にはかないませんが、この案件の時と同様、どんな時も前向きかつ真摯な姿勢を心がけ、お客様に信頼していただける担当を目指しています。

仕事に取り組む上で大切にしていることは何ですか？

「鉄は熱いうちに打て」という姿勢です。入社当初、私は作業の時間配分が苦手で、上司からも今後の課題として提示されました。課題解決の為、仕事を始める前に作業内容を整理し、優先順位を付けて取り掛かることを心がけるようになりました。
日々情報が更新される不動産仲介業は、スピード感とタイミングがとても重要だと実感しています。最新のトレンドやニーズに的確に対応することで、ビジネスチャンスを自らの力で結果に繋げていけると思います。
また、レスポンスを素早く行い、誠実な姿勢で対応することがお客様の信頼を得るために重要だと考えています。今後も、効率的に作業を行い、今応えるべきお客様の声を聞き逃さない、その意識を大切に業務に当たっていきます。

今後の目標や、チャレンジしたいことは何ですか？

「西元さんに任せたい」と、お客様に思っていただける営業担当になることが目標です。実力をつける為、一つ一つの案件に対して真剣に取り組み、知識と経験を積み重ねていきたいです。
その蓄積は様々な分野で活用できるはずなので、初期配属で仲介業務に携われたことは今後の自身のキャリアアップのためにも有意義であると感じています。仲介業務以外では、マンションやオフィスビルの企画推進を行う仕事にも興味があります。
お客様の不動産をお預かりする中で、「建てる段階でこうしていれば…」などと考えることが多々あり、責任とこだわりを持って建物をつくり、「お客様のニーズを形にする」仕事をしてみたいと思うようになりました。仕事に取り組んでいく中で、次にチャレンジしたいことが生まれ、自身の可能性がどんどん広がっていくことは、中央日土地で働く魅力の一つです。